公益財団法人 徳風会の概要
法人の名称 | 公益財団法人 徳風会 |
住所 | 〒814-0143 福岡県福岡市城南区南片江1-7-24 |
代表電話番号 | 090-3328-1343 |
代表者 | 大屋 祐輔 |
事業の概要 | 奨学金の給付 |
公益財団法人徳風会のご紹介
公益財団法人徳風会は、故荒津長七氏の篤志によって昭和29年(1954年)に設立されました。経済的に恵まれない郷土の優秀な学生・生徒の修学を援助し、有為な人材を育成することを目的とするものです。当会は設立者の遺志に沿って運営されており、卒業後も支給された奨学金の返済は不要です。
荒津長七氏は福岡市大濠町の出身で、明治13年(1880年)生まれ。福岡市立小路尋常小学校卒業後、年少の頃から投機市場に身を投じ、大正7年(1918年)には株式会社荒津商店(後の大博証券株式会社)を設立し代表取締役に就任。米穀取引や証券売買で奮闘するなど各方面で活躍されました。戦後間もない昭和20年代後半になって、全ての事業から手を引くと共に、自分が今日あるのは佛教のいわゆる四恩の賜であるとして、感恩謝恩の志を捧げたいと、自己所有の土地及び現金(総計約4千5百万円、現在の貨幣価値として約8億円)を当会の基金として寄贈され、昭和29年、念願の奨学育英法人・財団法人徳風会を設立されました。荒津翁74歳の時のことです。
当法人は発足以来60年にわたり、微力ではありますが、地域社会の教育振興の一端を担ってまいりました。平成6年11月には、その功績を評価頂き福岡県教育委員会より県教育文化功労者として、表彰頂きました。設立以来、平成24年3月末までに奨学金を支給した卒業生の数は、大学生285名、高校生191名に及び、その方々の中から各方面に多くの有為な人材が輩出しています。
現在の日本は戦後の社会情勢と相通ずる混乱の中にあります。今後の日本を担う意欲に溢れる皆さん方の応募をお待ちしています。